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【アニメ化決定!!】大人気漫画「チェンソーマン」見どころとは?

【アニメ化決定!!】大人気漫画「チェンソーマン」見どころとは?

 

チェンソーマンの概要 

チェンソーマン』は、藤本タツキによる日本の漫画であり、『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて第1部「公安編」が2019年1号から2021年2号まで連載され、第2部は『少年ジャンプ+』(同社)にて連載予定の作品。

2021年1月時点で累計発行部数は640万部を突破している、大人気作品です。

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チェンソーマンのあらすじ

「悪魔」と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界。

少年デンジは死んだ父の借金を返すべく、「チェンソーの悪魔」であるポチタと共に、悪魔を駆除する「デビルハンター」として生計を立てていた。

しかし借金は中々減らず、ごく普通の日常を願いながら、叶えるには到底届かなかった。

ある日、デンジは仕事を斡旋していたヤクザに騙され、「ゾンビの悪魔」によってポチタと共に殺害されてしまう。

しかし、ポチタはデンジの血を飲んで蘇生し、契約と引き換えにデンジの心臓となる。復活したデンジは「チェンソーの悪魔」へと変身する力を手に入れ、ゾンビの集団を一掃する。

デンジは現場に駆け付けた公安のデビルハンターであるマキマに導かれ、その身を管理されることになる。東京の公安本部へ移ったデンジは、マキマの命令を受けて先輩の早川アキ、デンジのバディとして選出された「血の魔人」パワーと同居する。

公安ではかつて7分間で110万人を殺した「銃の悪魔」の討伐を掲げ、世界各地に散った銃の悪魔の肉片を集めていた。

一方で銃の悪魔に従う悪魔や契約した人間、さらにデンジと同じ「人間でも悪魔でもない者」らがデンジの心臓を狙っていた。

とこのようにあらすじを聞くだけでもわくわくする作品になっています。

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面白い理由①キャラクターの動機づけが丁寧で読みやすい

デンジがより前向きに「生きる」ことを決心するシーンがあり、そこはすごく心に響きました。

シンプルなんです。

シンプルだからこそ、強烈でした。

このあたりの構造は、とてもよく考えられているな、と思います。

   

  

面白い理由②世界観設定がシンプルでありながら奥が深い

基本的に、悪魔と呼ばれる人の恐怖を糧とする超常生物を、デンジたちがぶっ飛ばしていくストーリー。

しかし、『銃の悪魔』と呼ばれる超絶的な強さを持つ悪魔の話が出て来てから、ストーリーに大きな推進力が生まれます。

謎だらけの『銃の悪魔』。それを負うキャラクター。

人が恐怖を抱きやすいモチーフを持つ悪魔ほど力が強いという設定もわかりやすいですし、ラスボス的な『銃の悪魔』が出て来てから「こっからどうなっていくんだろう?」という好奇心もくすぐられます。

世界観はシンプルながら、とても奥が深い設定だと思いました。

というか、設定はもともと深いんだけど、それをわかりやすくシンプルに見せる力がずば抜けてるんだと思います。

             

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面白い理由③良い意味でぶっとんでる

シンプルなおもしろさを詰め込んだ作品です。

 主人公の性格が浮世離れしていて(理由はあるんだけど)、その戦闘シーンと相まってめちゃくちゃド派手。

 最近は正義対正義みたいな戦いも多いけれど、この作品はとてもシンプル。

 クソ野郎はぶっ飛ばす。

 敵は敵! 悪魔は悪魔! 御託はいいからぶっころすんだよぉ!そんな感じ。

 でも、そういう小難しい話は抜きにしていながら、ちゃんと要点は描かれている。

 というか、丁寧すぎるくらいにしっかり描かれている。

 これぞ匠の業である。

 

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感想(2件)